【本の感想】夢をかなえるゾウ4~ガネーシャと死神~ 著者:水野敬也

「夢をかなえるゾウ」シリーズの4作目です。
今まですべて読んできましたが、今回も楽しく、かつ考えさせられる内容でとても素晴らしいものでした。
世の中によくある自己啓発本は、ただ教えが書いてあり、読み進めるのが大変であったり、内容が飽きてしまうものが多いと思います。
しかし、この「夢をかなえるゾウ」シリーズは物語としても面白く、なおかつ気づかされることも多いので、とてもおすすめです。

内容

今回の主人公は、病気により余命3カ月を宣告された平凡な会社員です。
今までの作品同様、ガネーシャ様による様々な助言により成長していく内容となっています。
テーマとしてあげられるのは「死」そして「夢」です。
作品に入り込みながら、自身だったらどうするか、実際にガネーシャから出される課題を実行しながら考えられるものになっています。

感想 ※ネタバレを含む場合があります。まだ先を知りたくない方は読まないでください。

今作は「死」という一見暗いテーマがあるものの、それによって見えてくる「夢」についての考えを深められるものになっています。
「夢」って難しいな、というのがとても率直な感想でした。
私にとって夢とは、かなえるもの、かなえられないと悲しいもの、諦められないもの、等といったイメージがありました。
ただこの作品によって、もっと前向きな夢を見つけることができたと思っています。
また、「死」は意外と身近にあるものなんだな、ということも再確認できた気がします。
やりたいことリストは特に大切だなと思い、作り始めました。
私の場合は「世界一周旅行をする」が最初に来るくらい欲にまみれていますが、それで良いんだと思います。
人生わくわくさせることが大切なんだなと思っています。
この本の課題をすべてクリアしたときには、きっと違う世界が見えているんだろうなとわくわくしながら課題を少しずつでも実践していきたいと思います。

大好きなおすすめの本です。
シリーズ4作目となる本作から読み始めてもとても楽しめる内容です。
ぜひ読んでみてください。

 

夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神

夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神